発達障害児の幼稚園選びについて

マロンくんは、

幼稚園入園前に発達障害と診断されたため

幼稚園は慎重に選びました

幼稚園を選ぶ上で

一番重視したことは

加配の先生をつけてもらえるかどうかです

加配とは?

担任の先生以外に補助の先生がついてくれる制度です

担任の先生の指示では動けない子などをサポートし

みんなと一緒に園生活を送ることを支援してくれます

加配を利用するには?

親がつけて欲しいと言っても

つけてもらえる訳ではありません

対象となるのは

● 医師から発達障害であると診断を受けた子

● 療育手帳を持っている子

子供3人に対して先生が1人の配置です

園の方針や、どれくらい加配が必要な子がいるかなど

状況によっては、想像している支援を受けられない可能性もあります

園側の事情

私立の保育園や幼稚園の場合

加配児童の受け入れに対して自治体から補助金が出ます

しかし、保育士の人件費に比べるとかなり安いため

先生1人に子供3人という配置が通常でしょう

入園前に、子供の特性など偽りなくお話しましょう

あまり手のかかるお子さんだと、

受け入れNGということはありえますが

公立の幼稚園や保育園であれば

受け入れ拒否というのはあまり聞いたことがありません

加配をつけてもらって良かったこと

言葉が遅かったマロンくん

お友達とうまくコミュニケーションを

取れないことがよくありました

そんな時、加配の先生が間に入ってくれます

お友達の言ったことを

分かりやすく伝えてくれたり

マロンくんが言おうとしていることを

お友達に伝えてくれたり

そんなことを繰り返すうちに

幼稚園に行きだして

急に言葉が増えました

活動では、随分とのんびり屋で

みんなと一緒に行動することができないことも

最初は、たくさんありました

先生もマロンくんの特性を理解してくれ

無理強いはしませんでした

2学期、3学期と時間がたつにつれ

少しずつ周りをみて、行動できるようになりました

先生の指示ではなく

みんなの行動をマネしているので

常に、ふた足くらい遅いのですが

それでも、マロンくんにとってはすごい成長です

療育との並行通園

マロンくんは、幼稚園に行きながら

療育園にも通いました

療育園では、幼稚園よりもっと少人数で

先生もたくさんいます

最初に出された指示で行動できなくても

助言してくれる先生がたくさんいるので

安心感が違います

「こうすればいいの?」や「分からない」など

自分の気持ちを言葉に出せるようになりました

最終的に、年中になった4月から

療育園で毎日通園が可能になったため

幼稚園は退園し、療育園一本にしました

正直に言うと、親の都合です

並行通園をすると言うことは

幼稚園と療育園の両方にお金がかかります

どちらかを選択となった時

やはり、療育を選びました

しかし、今でも幼稚園の時のお友達とは交流があり

幼稚園に行った一年は

親の私にとっても大切な一年だったと感じます

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする