療育園に通園するメリットとデメリット

マロンくんは、年中の時から

療育園に毎日通っています

療育園というのは

療育専門の施設で

児童発達支援を行うところです

この療育園に通うためには

通所受給者証が必要です

体験談はこちらで紹介しています

療育園のメリット

支援の手厚さ

  • 発達障害の知識のあるスタッフが揃っている
  • 先生の人数が多いので、子供の様子をとてもよく分かっている
  • 子供の成長を見ながら、進めてくれる
  • とにかく褒めて、自信を育ててくれる

多分、保育園や幼稚園ではこんな手厚い支援は無いでしょう

子供に対してのスタッフの数は、本当に贅沢です

園外の大きなプールに連れて行ってくれた時は

子供1人に先生1人付いてくれましたから

(施設に依りますので、規則ではありません)

他の子と比較されない

運動会など、かけっこがあっても順位はつけません

リレーなど、団体競技もないので

協調性は育たないかもしれませんが

誰かに咎められることもないのです

お友達が得意なことなど

できるできないは理解していても

子供自身ができなくても気にならない様です

自転車を補助輪なしで乗っているお友達がいて

”じゃあ、自分もやってみよう”とは思いません

興味があればやるし、なければやらないという

自分の気持ちに従順に生きています(笑)

いつも自分が周りの子より

”できない”と思ってしまう環境は

マロンくんにとってマイナスかなぁと

幼稚園に通っていた当時、感じていました

比べられない環境は、ストレスフリーな環境だと思います

頑張っているのに、周りの子よりできないのが

当たり前になってしまっては

いくら子供と言えども

自信を失くしてしまいますよね

PTAの活動

幼稚園と違って、PTAの活動がありません

そして、奉仕活動もありません

この辺りは、大きい施設ほど親の会があるので

小さい施設の方が、PTA活動は活発ではないと思います

入園前に確認した方がいいです

PTAが無いからと言って

親同士の関係が希薄という訳でもないです

参観会の様な親子で参加する行事が

年に数回あるので、

行事に参加することで、自然と話をする様になります

私の場合、

「よかったら、ライン教えて」と声を掛けてもらい

同じ年の子を持つ親でラインのグループを作りました

これも、小規模の療育園だったから

まとまりやすかったのかなぁと思います

デメリット

幼稚園より利用料が高くなる場合がある

療育園の利用料は

通所サービス受給者証の

利用上限額の金額になります

昼食代など、個人で負担すべき料金は

この利用料には含みません

マロンくんの通う療育園は

1ヶ月20日利用すると

10,500円ほどになります

ここからは、

世帯収入500万円だったと仮定して

幼稚園と療育園のお金の話をします

もし、1人目の子供が発達障害だった場合

療育園に通った方がお得です

何故なら、幼稚園の保育料が新制度になってから

世帯所得で決定されるので

多くの世帯が 月額4,600円 より高い保育料を

幼稚園に払うことになります

2人目以降のお子さんの場合

3つ違い以内の兄弟がいるのであれば

幼稚園に通った方が安くなります

平成27年から始まった新制度の幼稚園も

2人目半額、3人目無料などの割引がありますし

私立の幼稚園であっても、補助金が年度末に返ってきますので

療育園の方が支払う金額は多くなります

保育園と比較をすると

療育園の方が圧倒的に安くなりますが

保育してくれる時間が短いので

どちらとも言えません

同じ小学校に通う友達が作れないかも・・・

最初から、療育園一本だった場合

同じ小学校に通うお友達ができないかも知れません

療育園は、バスでの送迎があるので

比較的広い範囲から通園してきます

その中で、同じ年、同じ地域のお友達

というと、限られてきます

同じ小学校に行くお友達がいなくても

気になるのは最初だけかも知れません

ただ、環境が変わるとダメな子もいます

そんな時は、地区の行事になるべく参加して

周りとの繋がりをつくっておくといいと思います

マロンくん場合、

幼稚園に1年通ったので

同じ小学校に行く同級生を何人か知っています

(有難いことに、今も交流があります)

もちろん、普通級には行かないので

同じクラスにはなりませんが

普通級と支援級を行ったり来たりと

交流させるつもりなので

顔見知りのお友達がいてくれることは

マロンくんにとって、心強いことだと思います

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