通所サービス受給者証って何?発達で気になることがあるなら、まずは専門家に相談してみよう

育児をしていく中で

他の子と比べてしまう

誰でも経験があるのではないでしょうか?

決してNGではありません

だって、比べて見るからこそ

初めて気づくことありますもん

気にしすぎのお母さんもいれば

全く気にしない”あっけらかん”なお母さんもいます

私は、後者だと断言できるほど

ダラダラ育児をしていました(汗)

第2子・第3子の成長、ちゃんと見れていますか?

私のズボラ体験談をお話します

ズボラではありましたが

一人目の育児はとても慎重でした

妊娠中から育児書を読みあさってみたりして

ところが、二人目のマロンくんのときは

一人目にも手がかかるし、慣れもあって

職人のように勘で対応していて

なんとかなっていると思ってしまっていたんです

言い訳ですが

マロンくん、1歳半健診は

何の指摘もなく通過してたんですから

そして

私の目は節穴どころか

盲目ではないかと

やっと気づきました

いや、気づかされました

もともと、マロンくんは

生まれて8ヶ月の時に

大きなてんかん発作を3回起こしました

そして、てんかんを抑える薬を処方してもらうため

定期的に、総合病院にかかっています(今も)

最初に処方された薬がよく効いたので

それ以降、てんかん発作は出ていません

てんかんの詳しい話は

また別の機会でお話しますが

治療は長期間行われます

薬の処方が必要なので

2〜3ヶ月に一度のペースで通院し

小児科の先生から

発達障害の話も出ることなく

全く気にしていませんでした

てんかんの場合

言葉に遅れがみられることがある

先生もおっしゃっていて

まさか、言葉の遅れが

知的障害によるものだったなんて

想像すらしていませんでした

だからこそ

私と同じ失敗をして欲しくないので

もし、発達に不安のあるお母さんがいたら

軽く背中を押してあげたいなと思います

心配事は専門家に相談しよう

私が助言できることは

ただ一つ!

子供の発達に

少しでも気がかりなことがあるなら

専門家に相談してみよう

ということです

発達障害児の成長を促す

療育は、早く始めるほど効果的です

療育は、子供の特徴を見ながら

その子にあった支援をします

多分、ママ友達は

「大丈夫だよ」とか

「個人差じゃない?」とか

悪いことは言わないでしょう

(専門的知識のある人は除いて)

餅は餅屋ですから

まずは、専門家に相談してください

インターネットで

【 ◯◯市 発達相談 】

と検索すれば

相談先は分かります

児童通所サービス受給者証を取得する

そして、ここから

もし発達障害の疑い有り

と判断された場合について

体験談をお話します

発達検査

マロンくんの場合

言葉が遅いのが心配だと伝えたところ

発達の検査をしようと言うことになりました

新版K式発達検査です

検査の種類も色々ありますが

どの検査も

発達に遅れがあるかどうかを判断するため

だということです

K式検査は

子供に積み木を積ませて見たり

物の名前を言わせたりして

年相応のことがどれくらいできるかを数値化します

発達指数が分かる

通常 DQ(発達指数) 80〜120

グレーゾーン      70〜80

軽度知的障害      50〜70

中度知的障害      35〜50

重度知的障害      25〜35

この数値で発達障害の兆しを見つけ出します

当然、その日の体調や気分で変わることもありますが

目的は早期発見ですから

グレーゾーン以下の数値なら

成長を促す療育を

受けないよりは受けた方が

断然いいと思います

マロンくんはDQ60だったので

軽度知的障害と判断されました

この結果を受け

療育を勧められ

通所受給者証、療育手帳、特別児童扶養手当

あらゆる社会福祉にお世話になることとなりました

メリット

ここからは、療育を受けるために必要な

通所受給者証について詳しくお話しします

通所受給者証は

市町村が指定している療育施設で

療育を受けた時の利用料を

国が9割を負担してくれます

つまり1割負担で利用できるんです

そして更に

利用上限額というものがあって

ざっくり世帯所得で3つに分けられます

●生活保護受給世帯・市町村民税非課税世帯         →     0円
●市町村民税課税世帯(前年度の年間所得がおおむね890万円以下の世帯)

通所施設、ホームヘルプ利用の場合  →  4,600円

入所施設利用の場合         →  9,300円
●上記以外(前年度の年間所得がおおむね890万円以上の世帯)  → 37,200円

その他にも、多子軽減措置などもあり

更に利用料が安くなることもあります

療育施設の見学

申請方法は簡単ですが

役所や相談事業所、小児科と

足を運ぶ機会が多く

意外と時間がかかりました

でも、一番大変だったことは

空いている施設を探すことでした

どこで療育を受けるか?

まずは施設の見学からです

施設の設備や利用している子供たちの様子など

見学はさせてもらえても

定員いっぱいで待機だったりと

すぐに療育を受けられるとは限りません

実際に、待機で何ヶ月も待つことだってあります

マロンくんの場合

電話は5ヶ所以上しました

見学は2ヶ所しました

奇跡的に2ヶ所目の施設が

親子の療育グループなら空いていると言ってもらえ

その施設で療育を受けることに決めました

申請方法

手順としては

1 療育を受けたいと役所に申請に行き所定の用紙2枚をもらう

2 所定の用紙1枚目を療育を受ける施設の相談事業所に渡す

3 療育が必要だという医師の意見書(所定の用紙1枚目)を

書いてもらう

4 相談事業所が支援計画を立てるのに、面談を行う

5 相談事業所に医師の意見書を渡す(4までに用意できれば1回で済む)

6 相談事業所が市に計画案と意見書を提出し、

市から通所受給者証が郵送されてくる

たった6工程でも

2週間以上かかりました

実際の通所受給者証はこんな感じ

↓ ↓ ↓

市町村が発行しているため

市町村によってフォームは異なります

あとで知ったのですが

療育手帳があれば

医師の意見書を省略できます

マロンくんの場合

療育手帳の申請も同時進行だったので

わざわざ通所受給者証を取るために

医師の意見書をもらいました

ちなみにこの医師の意見書は無料ではありません

乳幼児の医療費助成制度の対象ではないため

通常の文書代 3,240円 かかりました

療育を受けるまで

慌ただしい1ヶ月になると思いますが

子供のためと

頑張ってください

本番は療育を受け始めてからです

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