人生で起こる困りごとをハッピーに変える心の持ち方

人生山あり谷ありは、本当だ

私という人間は、

常に前向きというわけではありません。

今までの人生の中で、3度の不運に見舞われ

それらの出来事が、人生の転機となりました。

ただ、不思議なことに

災い転じて福となす

ということわざの様に、

起こった不運も 時間が経ち、

後々考えて見ると好機だった

と捉えられる様になりました。

では、私の人生のベクトルを変えた出来事を

詳しくお話ししていこうと思います。

誰にでも起こりえる不運 その1

1度目の不運は、社会人になってからのことでした。

それは、新入社員として入った会社でのことです。

その会社には、精神病を患っている先輩がいました。

それまでの私は、精神病を患っている人と関わったことがなく、

精神病という名前を聞いたことがあるくらいの知識でした。

ですから、精神病の対処法など分かるはずもありません。

入社してすぐのことでした。

いつも、私に冷たく接していた先輩が

違う部署の男性に話しかけられたのです。

すると、今までに見たこともないほどの愛想を振りまきました。

あまりの態度の豹変ぶりに

自分が好かれていないことを、はっきり自覚しました。

先輩の行動は、異性だからというわけではなく

同性の人でも、人によって態度が違いました。

好き、普通、嫌いの3つにはっきり分かれていて、

私は、まさに嫌いグループに属していました。

嫌いグループに属している人は、

無視は当たり前。挨拶すらしてもらえません

仕事のうっかりミスをしようものなら、

大きなミスをしたかの様な口ぶりで言いふらされました。

そんな新入社員の私をフォローしてくれる

優しい先輩もいました。

その優しい先輩から、

「あの子は悪い子じゃないんだけど、ちょっと病気があって

 調子が悪いと、当たっちゃうことがあるだけだから気にしないで」

と病気のことを教えてもらいました。

過去にも、同じ様なことをしたことがあったそうです。

最初の1年は、会社に行くのが嫌になったこともありましたが

優しい先輩に励ましてもらいながら

なんとか、気にしない様にして過ごしていました。

しかし、入社2年目頃から、先輩の病気が悪くなっていきました。

それまで何度も意地悪だなぁと思っていましたが、

ある朝、心から怖いと思う態度になりました。

焦点の合わない様な虚ろな目つきで

表情は怒っているを通り越し、

まさに鬼の形相をした先輩が、

私を怒鳴りつける様になったのです。

私が何かをしたわけでもなく、

そこに私がいるから、と言った感じでした。

同僚は、その場では素知らぬ顔で何もしてくれませんでした。

それもそのはず、助ける人も怯えてしまうくらい、ヤバかったのです。

先輩がいなくなったとき、私のところに駆け寄って慰めてくました

もう、泣きそうでした。

涙が目に溜まり、こぼれ落ちるのをこらえていました。

どうして私なの?

何度も思いました。

仕事も楽しくなってきた頃で

厳しい就職活動の末に入った会社です。

退職することは、かなり悩みました。

その頃、上司も先輩の態度を見かねて

私に配置換えの提案をしてくれました。

配置換えをしてもらっても、

私への態度が変わることはありませんでした。

部署が変わっても同じ会社ですから、

更衣室などでバッタリ会った日は、最悪でした。

ジロジロ見られている様な視線

聞こえるか聞こえないかくらいで言われる嫌味

これがあと何十年も続くかと思うと

耐えられないと思った私は、退職を決断しました。

逆転の発想

もし、退職していなかったら、

今頃私が病んでいたかもしれません。

実は、後に結婚する主人との出会いが、この会社でありました。

主人とは部署が違ったので、毎日会社で会えるわけではありませんでしたが、

会社に行こうと思う活力は湧きましたね。

いじめられましたが、この会社に入社しなかったら

主人と出会っていなかったので、

私にとって、この就職は運命だったのだと思います。

これが、私の1度目の不運&転機です。

2度目の転機はこちらから (。・ω・。)ノ

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