児童発達支援事業所を選ぶ上で重要視したこと

普段の行動をよく見てみよう

お子さんを育てていて、以下のような心配事はありますか?

  • 視線を合わせようとしない
  • 眠りが浅く、すぐに目を覚ましてしまう
  • 抱っこしようとすると嫌がる
  • 偏食がある
  • こだわりが強い
  • 言葉が出ない(遅い)
  • おもちゃの遊び方が違う
  • 落ち着きがない
  • 衝動性がある
  • 癇癪を起こす
  • 他害行為をする

該当するものがあるからと言って

発達障害というわけではありません

ただ、発達障害のお子さんによく見られる行動です

実は、この行動こそが通所受給者証を取得し

児童発達支援サービスを利用するために

どこの施設を選べばいいかの判断材料になります

施設の特色を知ろう

施設によって、活動内容は様々です

幼稚園と同様に、運営方針があって

体を動かすことをメインに支援している施設

言葉のやりとりに力を入れている施設

心のケアを重点に支援をしている施設

など、様々です

ここ10年で、発達障害という言葉は

随分と認知されました

そのため、施設も増えていますが

利用したい人も増えているため

実際、発達支援事業所はどこも定員いっぱいで

待機の場合もよくあります

ですから必ずしも、希望する施設に入所できるとは限りません

だからと言って、お子さんに合わない施設を選んでしまっては

発達に大事な時期を見逃すことになってしまいます

例えば、多動のお子さんがいたとして

運動メインの施設を選んだらどうでしょう?

体を動かすことが好きなのですから

きっと、喜んで活動に参加できると思いませんか?

施設内に運動できるようなスペースがなかったとしても

近くの公園や体育館などで活動することもあります

お子さんの様子を見て、施設を見学したり

お話を聞いてからどこの施設を利用するか

決定するといいと思います

見学をすると、どんな風に過ごすのか

少しの時間、体験させてもらえることがありますよ

発達支援事業所の先生は、誘導するのがとても上手です

子供達の特性を見て、ペアを組んだり

グループになったりします

そうやって、人との関わりを覚えたり

挨拶や生活の自立を学んでいきます

待機になっても、諦めないでくださいね

マロンくんの場合

最初、見学させてもらった施設はどこもいっぱいでした

チャンスは4月です

小学生になると

児童発達支援ではなく放課後デイサービスになるので

年長さんの定員分、空きが出ます

親子グループ→週2日通園→毎日通園

と徐々に利用日数を増やしていきました

とにかく、施設の療育に参加して

困っていることをアピールするのがポイントです

施設側も、療育の必要性が高い子を優先させるので

普段から、家での様子や困ったことなど、

とにかく相談しながら、アピールです!!

たまたまかも知れませんが…

でも、こうして第1希望の療育園に

毎日通うことができています

選んだ基準

何故、今通っている療育園を選んだのかお話します

マロンくんは、てんかん持ちなので

医療連携がスムーズにできる施設がいいと考えていました

そして、軽度知的障害もあります

幼稚園での集団生活では、

何をするにしても遅れがちで、

あれをやって、これをやってと

活動内容がぎっしり詰まっていました

マロンくんにとっては

興味の無い活動も多々あって

工作や絵を描くことは、すごく苦手でした

先生が手伝ってくれたものも多く

一人で完成させたものなど

いくつあったでしょうか?

できないから嫌になってしまったと言うことも

あると思います

だから、できないなりにも

自分でやりきる頑張りが見たいと思いました

今、伸び伸びやらせていただいていて

制作は、先生が手を加えた形跡はありません

他の子と比べたりと言うのが無いので(掲示なし)

途中なのかなと思う状態でも

本人が完成と言ったら完成なのです

見学した際に

本人の気持ちを大事にするという方針です

と言うことでした

幼稚園の様に教育するという雰囲気ではなく

できる様になることを待つ見守り型だなと感じました

例えば、シール帳にシールを貼るとして

幼稚園なら、今日の場所にシールを貼らなければ

先生はきっと直すでしょう

しかし、療育園では、わざと貼るところを間違えても

直したりしません

きっと、今日の場所に貼りたくない気持ちだったんだと

受け止めてくれるのです

どちらかと言うとのんびり、伸び伸びと言った感じなので、

マロンくんにとても合っていると思っています

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