大人の発達障害は
最近、よく耳にするようになりました
子供の頃から
生きにくさを感じていた人が
大人になって発達障害かも
と医療機関を受診する人が
増えたからです
しかし、大人に成長する過程で
特性も人それぞれ変わるため
診断がとても難しいそうです
子供の頃、問題行動があった人も
大人になるにつれ、改善される
ということもあるからです
目次
親の発達障害が遺伝？
子供が発達障害と診断されて
もしかして、自分も？
と思いました
発達障害は、遺伝的な要因もある
ということを知ったからです
例えば、性格や顔が親に似るように
遺伝子が関係していると…
後天的な要因と言う説もあるので
全てが遺伝というわけではありませんが
少なくとも、遺伝的な要素がある
と言うのは間違いないです
マロンくんが精神科に受診する際に
両親の子供の頃の話や
どんな風に育てられたか
家庭環境、学歴など
１時間くらいかけて面談しました
もしかしたら、
親が発達障害の可能性がないか
調査していたのかも知れません
結局、精神科には子供の受診だけで
親については特に触れられませんでした
実際、親子で受診されてる方もいるので
遺伝的要因はあるのだと
私も認識しています
大人の発達障害に見られる行動
大人の発達障害について
こんな本を読みました
この本で紹介されていた特徴は
「自閉症スペクトラム」タイプ
- コミュニケーションをとるのが苦手
- 人の気持ちを理解するのが苦手
- 社会の暗黙のルールがわからない
- 冗談や皮肉を、言葉通りに受け取ってしまう
- ルールや習慣、場所などへのこだわり
- 予定の変更を嫌う
- 興味に偏りがある
- 聴覚や触覚に独特の感覚過敏・鈍麻がある
など
「ADHD」タイプ
- 集中力を持続させられない
- 注意散漫である
- 約束や持ち物を忘れやすい
- 物を無くしやすい
- 整理整頓が苦手
- 地道な作業、単調な作業が苦手
- せっかち
- カッとなりやすい
- イライラしやすい
- ゲームやギャンブルにのめり込み安い
- 欲しいと思った物を我慢できない
など
発達障害は併存しやすく
自閉症スペクトラムとADHD
両方の特性を持ち合わせる
ケースもあります
私自身、全てがノーとは言えません
でも、生きにくさを感じていないので
発達障害であっても
克服できた？
もしくは
問題ないのかなぁと思っています
怖い二次障害…
発達障害がある人に発症しやすく
症状が似ている心の病気があります
強迫性障害
特定の考えにとらわれ
それを打ち消す為の行動が
やめられず、生活に支障がある
統合失調症でも同じ症状がある
自閉症スペクトラムの
こだわりや反復行動と似ている
例えば、
戸締りや火の始末が気になり
外出しても何度も確認に戻る
→私の場合、何度もはないけど
１回戻ることはあるかなぁ
躁鬱病（そううつびょう）
双極性障害とも言います
うつ状態と躁状態を繰り返す
慢性の病気です
軽い躁状態が
ADHD特有のテンションの高さや
衝動的で早い決断などと
似ているところがある
例えば、
躁状態で
止まることなく話し続ける
うつ状態の時
何もできないほどやる気が出ない
統合失調症
- 幻聴や幻覚に悩まされる
- 考えや行動が支離滅裂になる
- 被害妄想や誇大妄想
主に青年期に、
ストレスや遺伝などが原因で発症する
人とのコミュニケーションが
取れなくなり、
引きこもり状態になる場合も
PTSD(心的外傷後ストレス障害）
事故や災害などの強い恐怖体験が
トラウマとなり、心身にストレス障害を
起こす疾患で、突然過去のトラウマの体験を
思い出す「フラッシュバック」が起こる
- 心の傷となった体験を突然思い出す
- 常に不安や緊張が続く
- 睡眠障害や心身の不調
など
ADHDの人は事故に遭いやすく
PTSDを発症しやすい
自閉症スペクトラムにある人は
フラッシュバックを引き起こす場合も
まとめ
発達障害の人は、
二次障害を発症しやすく
改善に時間がかかります
だから、二次障害にならないことです
二次障害にならないために
診断を受けることは
二次障害の予防と言っても
いいかも知れません
発達障害だと診断されて
漠然とした不安が
解消されたという人もいます
原因がわかって
安心するといった感じでしょうか
原因を知れば
トラブルを回避でき
得意なことを知ることができます
社会での適用方法が分かれば
随分と生きやすくなりますね