言葉の成長「てにをは」をうまく使えていますか?

現在、年長児のマロンくん

言語聴覚療法の効果もあってか

おしゃべりがとても上手になってきました

自分の意思を相手に伝えること

これは、集団生活をする上で

必要不可欠です

最近は、相手を思いやる言葉も

発せられる様になり

とても成長しています♪ヽ(*´∀`)ノ

とは言っても、まだまだ

年相応に話せる訳ではありません…

助詞を省略して話すことがよくあり

会話としては、年少レベルです

助詞の無い会話

例えば、

「ドーナツが食べたい」

という文章の助詞を取ると

「ドーナツ、食べたい」

となりますよね

マロンくんの会話が

まさにこんな感じです

”ドーナツ”と”食べたい”

2つの単語を並べているだけです

「僕は、遊園地に行きたい」を

マロンくんが言うと

「僕、遊園地行きたい」

とこうなります

言いたいことは分かりますし

親子の会話なら、違和感はないです

でも、幼い感じは否めませんよね?

「てにをは」を使う

「てにをは」とは、代表的な助詞のことです

「て」は「で」のことを指し

◯◯で  例)新幹線で旅をした

◯◯に  例)新幹線に乗った

◯◯を  例)新幹線を待った

◯◯は  例)新幹線は速い

と、普段の会話の中でもよく使います

特に意識することなく使っていますが、

間違って使うと

ニュアンスが変わってしまうことも ( ̄□ ̄ *)

「で」と「が」の違い

例えば、夕飯のメニューについて

子供に食べたいものを聞いたとします

A「カレーライス いい」

B「カレーライス いい」

どちらもカレーライスを

リクエストしていますが

Aは、カレーライスでまぁいいか

と言う様な投げやりな感じがしますよね?

一方Bは、カレーライスが大好きで

一番のリクエストとして

カレーライスを挙げている感じがします

何気ない会話でも、

言われた側からしてみるとどうでしょうか?

AとBでは、作り甲斐が違いますよね?

「は」と「が」の違い

子供にお母さんの手料理について

質問したとしましょう

お母さんの手料理で美味しいものは何?

A「カレーライス 美味しい」

B「カレーライス 美味しい」

Aは、言い方次第で

お母さんの手料理は

カレーライスだけが美味しい

と言う風に聞こえてしまいます

Bは、お母さんの手料理は

どれも美味しいけど

特にカレーライスは

めちゃくちゃ美味しいよと

そんな雰囲気も感じます

まとめ

助詞の使い方を間違えると

とんでもなく失礼な文に

なってしまうことがあります

このニュアンスの違いを

子供に教えるのは難しいですよね

でも、親から助詞の使い方を習いました?

多分、誰も習ったりしてませんよね

経験の中から身につけたと思います

会話したり、本を読んだりする中で

自然と身についていったはずです

だから、絵本の読み聞かせ

日本語を正しく使うためにも

たくさんしてあげた方が良い

と言うことですね(*^-^*)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする