障害者手帳(療育手帳)を持っていると
入場料など割引のある施設が
全国にたくさんあります
我が家では、療育手帳を持ってお出かけすることで
かなりの恩恵を受けています
レジャー費が、月に2,000円〜3,000円はういている計算です
この障害者手帳(療育手帳)は、
本人だけでなく、介護者にも割引が使える施設がたくさんあります
施設によっては、本人と介護者の両方が無料になるところもあります
割引率で言ったら、後者の方が大きいので
できるだけ介護者が無料になるところを探します
(介護者はたいてい1名のみ無料となるところが多いです)
今まで使った施設は様々です
- 美術館
- 博物館
- 科学館
- 動植物園
- 遊園地
- プール
- スポーツセンター
- 駐車場
- 電車
- バス
割引が使える施設をまとめたサイトを
一般社団法人シシンさんが作成してくれています
サイトはこちらから
公共施設だけでなく、レジャー施設や映画館などもあるので
行く前にぜひチェックしてみてください
障害者手帳の利点はこれだけではありません
税制面で、障害者控除が使えます
これは、サラリーマンの方の場合
年末調整で申告をすることで、税金が減税されます
所得税の控除額は以下の通りです
障害者 27万円
特別障害者 40万円
同居特別障害者 75万円
この控除額がそのまま減税されるわけではありませんよ!
この控除額に、収入に応じた税率をかけて計算した金額となります
例えば、
所得(収入ではない!)が195万円以下の人の場合
所得税の税率は5%です
もし、マロンくんのように軽度知的障害のお子さんがいたとすると
障害者1名 27万円の控除となるので
27万円×5%=13,500円 税金が安くなります
所得が、195万円を超え 330万円以下になると
税率10%なので、 27万円×10%=27,000円 です
また、住民税も同じように減税があります
住民税の控除金額は
障害者 26万円
特別障害者 30万円
同居特別障害者 53万円
と、所得税より若干控除額が少ないです。
この税金の減税については
納めるべき税金が少なくなるものなので
税金の納付義務のない方には恩恵はありません