人の物を壊してしまった時、
「ごめんなさい」と謝るのは
人としての常識です
でも、謝れば済みますか?
済みませんよね?
仲の良いお友達であれば
お互い様だからと言うこともあるでしょう
でも、もし高価なものだったら
お互い様で済まされるはずがありません
高価なものでなかったとしても
壊された相手からすれば
あの子に壊された…と
ずっと記憶に残るはずです
目次
日常的に起こるトラブル
発達障害の子供を支援する施設では
すぐ手が出てしまう子
噛み付いてしまう子
不注意な行動をする子
物を乱暴に扱う子
うまくいかず癇癪を起こす子
様々な特性の子がいます
物を壊されるだけでなく、
身体に傷を負うことだってあります
施設でも、保険に加入していますが
マロンくんの通う療育園では
ケガに対する補償が少ないです
実際に、ケガした時にもらった保険金は
1日700円で 2回通院し 計1400円
乳幼児医療費助成が使えるので1回500円で
結局、400円ほどのプラスでした…
交通費が出ると言った程度ですね (´ω`。)
学校でも、学校管理下で起きた事故を補償する保険に
加入していると思いますが
死亡保険金や後遺障害の保険金は高く設定されていても
通院など、よく起こる事故の保険金は
低く設定しているのが一般的です
保険会社も商売ですからね Ψ( ̄∀ ̄)Ψ
何でもかんでも保険金を出してはくれませんよ
個人賠償責任保険について
話は戻りますが、
他人の物を壊してしまったり
他人にケガをさせてしまった時のために、
加入しておくと心強い保険を紹介します
それは、個人賠償責任保険です
日常生活賠償責任保険とも言います
保険会社によって商品名が違うだけです
この保険は、他人の物を壊したり
他人にケガさせてしまったりした時に
法律上、賠償しなければならない損害を
補償する保険です
保険金が支払われる例
例えば、
- 子供がお友達にケガをさせてしまった
- 子供がお友達の物を壊した
- 子供が自転車に乗っている時、通行人とぶつかってケガをさせた
- 子供がボールで遊んでいたら、窓ガラスを割ってしまった
- 買い物をしている時、商品を落として壊してしまった
- 犬を散歩していたら、通行人に噛み付いてしまった
など、日常生活で起こる事故を補償してくれます
マロンくんは、多動ですが
人の物を壊したことや
人にケガをさせたことがないため
まだ保険を使ったことはありませんが
加入しておくべき保険だと思い、加入しています
保険料が安い
なぜ、こんなに勧めるのか
と言いますと…
保険料がすご〜く安いからです
この保険料で、万が一の備えになるなら
安心料と考えても惜しくありません
自動車保険や火災保険などの特約で
個人賠償責任特約などがあるので
特約で付帯して加入するのがお得です
でも、ちょっと待ったぁ〜 (*`・∀・)ノ
もっとお得な方法 があるんです!!
詳しく知りたい方は
(〃・ω・)ノノ こちらから
対象範囲が広い(被保険者の範囲)
例えば、お父さんが
個人賠償責任保険に加入したとします
すると、
- 本人
- 配偶者
- 本人もしくは配偶者の同居の親族
- 生計を共にする別居の未婚の子供
全員対象になります
だから、
お父さん、お母さん
同居するおじいちゃんおばあちゃん
大学に通う仕送りもらっている子供
み〜んな対象となります
こんなにたくさんの人が
他人の物を壊したり
他人にケガをさせてしまうリスクを
1つの保険で補えるなんて
大家族ほどお得ですね (●^皿^)从(^皿^●)
個人賠償責任保険の落とし穴
個人賠償責任保険に入っていれば
安心と思うのは、まだ早いです
注意しなければならないことが!!
支払われる保険金額は時価額
もし、子供がお友達のゲーム機を
壊してしまったとします
すると、
ゲーム機の時価額で支払われる場合が多いんです
時間が経てば経つほど
価値が無くなっていくのが普通ですよね?
つまり、中古品の価値とされてしまうんです
ゲーム機を壊されて、中古品で弁償されたら
どう思いますか?
あんまり、いい気分はしませんよね?
加入している保険の約款、要チェックですね
もし、購入した金額で補償して欲しい
と思うのであれば、
クレジットカードで付帯できる保険があります
保険料も月150円と安いです
詳しくはこちら
借りた物は担保されない
借りたものは受託物と言います
例えば、図書館で本を借りますよね?
借りる手続きをした時から返すまでは受託物です
だから、家で本を汚してしまった〜となったら、
弁償しなければなりませんが
個人賠償責任保険では補償されません
この受託物もOKという保険もありますが
保険料が高いので、加入はおすすめしません
何でもかんでも保険に入ればいい
という訳ではないですからね
借りたものは、丁寧に扱いましょう
免責金額が設定されていることも…
意外と見落としがちなのが、免責金額です
免責金額とは、保険金を受け取る際に
こちらが支払う自己負担金です
大体、設定されていても1万円以内ですが
安い賠償金額だと、自己負担金の方が多くなったりして
保険を使わないことになります
一応、調べてみて下さい
車やバイクの運転中の損害
車やバイクの運転中に関わることは、
自動車保険の範囲です
車を運転していて、人の車こすっちゃった〜って、
それは個人賠償責任保険では対象外ですよ
こちらが自転車で、停車している車をこすった場合は
個人賠償責任保険の対象です
自動車を所有している方は
自動車保険に加入していれば安心ですね
今日は、FPらしい記事がお届けできました (v゚∀゚)v