特別支援学校と特別支援学級
名前は似ていますが
支援内容はかなり違います
目次
特別支援学級とは?
特別支援学級は、
普通の小学校と同じ建物内に
教室が設けられていて
通常の小学生と同じように登校します
クラス分け
情緒学級、知的障害学級、難聴、弱視、病弱など
お子さんの特性に合ったクラスに振り分けられます
全種類が揃っている学校は少なく
情緒と知的がある学校が多いです
1人の先生が8人の生徒を見ます
小学1年生の場合1クラス35人ですので
かなり手厚い支援ですね
特別支援学級に入るためには?
就学前健診以外に
教育委員会の主催する相談会に参加する必要があります
その相談会の中で、簡単なテストが行われ
その結果で、特別支援学級に入った方が
子供にとって、望ましいかどうか判断されます
テストはできるけど、情緒の面で
普通学級が難しいお子さんもいます
その場合は、情緒学級を勧められます
最低限、これだけはできないと
小学校に入学すると
自分で身辺処理ができるというのが前提です
- 食事(箸の使い方など)
- 排便後の後始末
- 衣服の脱着
この3つは、入学前までに自立できるように
と教育委員会の人から言われました
日常生活の自立ができていないお子さんは
特別支援学校を勧められる可能性が高いです
特別支援学校とは?
目的は「自立」
文部科学省のHPによると…
特別支援学校は、視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、
肢体不自由者又は病弱者(身体虚弱者を含む。)に対して
幼稚園、小学校、中学校又は高等学校に準ずる教育を施すとともに、
障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために
必要な知識技能を授けることを目的とする
つまり、障害者が生活上
自立できることを目的としています
算数や国語など基本的なことはやりますが
普通級と比べたら、学習する内容はとても少ないです
支援内容
1クラス6人と、特別支援学級よりも
さらに支援は手厚くなります
(文部科学省HPより)
先生は、特別支援学校教員免許状を持っており
障害者教育の専門家です
医療を必要とするお子さんも利用しますので
医療的ケアの環境が整っています
支援学校と支援学級の違い
まとめると以下のようになります
特別支援学級 | 特別支援学校 | |
先生の人数 | 8人に1人 | 6人に1人 |
先生が特別支援学校の
教員免許を持っているか? |
持っていない
場合もある |
持っている |
普通学級との交流 | 多い | 少ない |
学習内容 | 普通学級に近い | 少ない |
医療ケア | なし | あり |
マロンくんは、身辺の自立ができているので
特別支援学級にする予定です