空気を読むって難しい

「あいつ空気読めないよなぁ」

こんな会話、ごくごく普通に

よく聞きますよね?

空気を読むって

実は、とても難しいことで

AI(人口知能)が上手くやろうとすると

膨大な情報量が要るんですよね

臨機応変に、前後の会話を理解しつつ

自分がどうするべきか

どう発言するべきか

瞬時に考えて行動することは

人間の神業的能力だと思います

今回は、空気を読むについて

私の意見を述べたいと思います

自閉症の子は空気を読むの苦手

マリンちゃんは、高機能自閉症と診断されています

勉強は、普通よりできるし

先生から困った行動を指摘されたこともありません

ですが、ちょっとした時

感覚のズレがあります

例えば、夕食を家族揃って食べられない時

父親がまだ食べていないことを

解っているはずなのに

自分が食べたいものを

好きな様にお替わりします

とんかつなど、一人前が決まったメニューでも

ちょっと一切れ

失敬失敬ってな感じ

どちらかと言うと少食なので

お替わりで全部平らげることはありませんが

味噌汁の場合、お椀一杯分とっておいてくれればいいのに

お椀半分程度しか残して置かない

といった感じで、気遣いなんてありません

給食は、早く食べられず

居残り組の常連なので、

普段、お替わりすることはまずないので、

そのおかげか、この自己中心的な行動は

学校では見られません

担任の先生も、マリンちゃんの特性に

気づいているのかいないのか

話に出たことがないので、分かりません

多分、気づいていないのでは?

と思います

こんな子供があやしい

授業中、すぐ答えを言ってしまう子っていますよね?

私的に、そういう子は特性あるなぁと感じます

授業に積極的に参加できていても

集団行動である以上は、

周りのお友達のことも考えて

行動しなくてはいけません

独り言の様に

小さい声でブツブツ言うくらいなら

周りを気にすることができていると思います

低学年であればあるほど

手を挙げずに発言してしまう風景を

よく目にします

でも、高学年になると

ほとんど無くなっています

低学年から高学年にかけて

身につけられた子は、

空気の読める子だと

言うことですね

貴重な存在

日本人は、慎ましく行動することが

常識だと考えられて、

育てられていると思います

何かの説明会の時

質問ある人いますか?と聞かれて、

手を挙げて発言する大人

そんなにいませんよね?

特に、大人数であればあるほど

手を挙げて発言することに躊躇しませんか?

もちろん、その場で質問する人もいるでしょうが

質問する人って、自分に自信を持った人だと

私は感じます

自分に自信を持つ

つまり、自己肯定感が高いと言うことです

今、自己肯定感を高い子を育てるための本が

本屋さんにたくさん並んでいます

私のおすすめはこちらです

でも、周りが全く見えない子は

放っておいたら大変です

どんどんお友達にも避けられる存在に

なり得るからです

だから、はっきり教えてあげることも必要ですから

自己肯定感が高い子だと決めるけるのは慎重に

自然に身につくわけではない

朝の挨拶を例にとって見ます

「おはよう」

「おはようございます」

どの様に使い分けていますか?

友達や家族だったら「おはよう」

先生や近所の人には「おはようございます」

と普通は使います

これって、誰かに教わりましたか?

多分、ちゃんと教わることはないでしょう

幼稚園に行き出す頃

自然に身についていくものです

大人になって

私が衝撃的に思ったことがあります

それは、仕事で出勤した場合は

どんな時間であっても

「おはようございます」

だと言うことです

サービス業の場合、

昼出勤、夜出勤と

朝から出勤する人ばかりではありません

でも、出社した時の挨拶は

「おはようございます」でした

時と場合により

日本語の使い方も変わると言うことを

空気の読めない子供に教えると言うことは

ある意味、AI(人口知能)に

情報をインプットしていく作業に

似ているなぁと感じました

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