子供を叩いても
結果として、良いことはありません
その時は、子供が自分の言うことを
聞いている様に思えるため
効果があると感じるかも知れません
しかし、残念なことに
叩いたことが、全て自分に返ってくるのです
では、早速その理由を説明します
理由その1
なぜ、叩くのか理由を伝えてから
叩いていますか?
ちゃんとした理由をもって
愛の鞭と言うなら
子供もその時は理解できなくても
成長するうちに叩かれたことを
納得するかも知れません
しかし、多くの人は感情的に叩いてしまっています
人間ですから、頭にくることもあります
ですが、子供にとって
親に叩かれると言うことは、
ただの恐怖でしかなく
叩かれない様にする術だけを学んでいきます
日常的に叩く習慣ができてしまうと
叩かれない様にするために
子供自身、防衛反応をします
- 嘘をつく
- ごまかす
- 人のせいにする
- バレない様に隠蔽する
- おべっかを使う(ゴマをする)
- 常に人の顔色を伺う様になる
など
大人になって上記をする人
どう思いますか?
きっと陰で良くは言われないでしょう
人に好かれる=人徳です
人徳のある人は、困った時に
助けてもらえます
しかし、人徳のない人はどうでしょうか?
もし、子供が
助けてもらえない人間に育つと
親自身も助けてもらえない側になる
と言うことです
だから、感情的に叩くと言う行為は
後々、自分が損する立場になるだけです
理由その2
今は、子供よりも親の方が
力が強いでしょう
10年、20年、50年と
時が過ぎればどうでしょうか?
完全に立場が逆転します
世間でもありますよね?
嫁をいじめた姑が
最終的に嫁にいじめられる
と言う話…
まさに、この現象は親子でも起こり得ます
子供のオムツを交換した親は
いずれ、オムツを交換してもらう立場に
なっていくのです
今、健康に自信があっても
人生、何が起きるかわかりませんよ!
交通事故に遭ってしまうこともありますし
急性の病気を患ってしまうことだって (´Д`。)
何も抵抗できない状態では
子供の思うがままです
叩かれた記憶は、心の傷となって
ずっと心に刻まれているものです
どんなに時が経ったとしても
子供が昔のことを思い出すことはあるでしょう
だから、心に傷を残すほど叩くのは
自分のためにもやめましょう
理由その3
最悪の場合、子供が病気になってしまう
可能性があります
例えば、頭を強く叩いた場合
脳震盪を起こす可能性があります
また、脳震盪は複数回起こすと
脳損傷につながり
命が危険にさらされます
1度目の脳震盪が回復していない状態で
2度目の脳震盪を起こすと
セカンドインパクト症候群
と呼ばれる致命的な脳損傷に至ります
この時、致死率50%と言われますので
命が助かったとしても、障害が残ります
もし、学校でスポーツをしていて脳震盪になったら
数週間は安静にしなければなりません
安静期間に、親子喧嘩で頭を叩いてしまったら…
2回目の衝撃が小さかったとしても
セカンドインパクト症候群を
誘発する可能性があるのです ∑(゚□゚;)
子供が病気になれば
介護をしなければならなくなります
脳障害となったら、それこそ大変です
また、親子間と言えども
訴えられれば、傷害罪で捕まります
子供は別人格ですから
100%訴えないとも言い切れません
だから、暴力は、百害あって一利なしです!
まとめ
極端な例だったかも知れませんが
叩く強さや、頻度によっては
十分あり得る話です
そもそも、叩くと言う行為で
人は育ちません
分かっていても、日々の忙しい生活で
ノロノロ支度をされたら
腹も立ちますし
言葉で伝わらなければ
口も悪くなってしまいます ヽ(#`Д´)ノ
この時、注意したいのが
子供の言い分を聞くことです
「やりたくない」
「面倒くさい」
なんて理由を言ったら
そりゃ檄も必要でしょう o(`ω´*)o
でもやっぱり、叩いちゃダメですね
私の場合、つねる真似をよくしますが
本当は、脅す行為もダメだそうです
精神科の先生がおっしゃるのですから
間違いないでしょう
恐怖を与えたところで
何も解決しないからです
じゃ、どうしたらいいの?
と思いますよね?
とことん、子供と向き合って
話をすること ((φ(・д・。)
子供が理解するまでです
子供にやる気がなければ
励ましながら、
手伝うしかないのです (_ _|||)
育児というのは本当に手がかかります
でも、自分もそうやって大人になったのかなぁ
と思うと母の存在って大きいですね
子供が大人になった時
そんな風に思ってもらえるんですよ
きっと!!